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倉敷 塾 中高生:ある男子学生から出た素朴な質問(中村ブログ)

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倉敷 塾 中高生:ある男子学生から出た素朴な質問(中村ブログ)

倉敷 塾 中高生:ある男子学生から出た素朴な質問(中村ブログ)

2021/09/15

倉敷 塾 AEI若竹塾 講師の中村です。

 

今日は、ある男子学生から出た素朴な質問についてお話しさせて頂きます。

みなさんは、「なぜ、きらいな数学を勉強しなければいけないの。とか、将来、社会に出たとき、微分積分などは使いませんよね。なのに、なぜ、こんなに難しい問題を解く必要があるんですか・・・」など聞かれたら、どのように答えますか。おそらく、大多数の人は、それは、大学入試で必要となる科目だから・・・と思われますよね。私自身も、それはそれで、ある意味、正解だと思います。ですが、本当に入試のためだけに、私達は、数学(算数)を小学生のときから、学んでいるのでしょうか。

例えば、社会を例に挙げて説明すると、テストでいい成績をとるためにだけ、人物名や条約名などをひたすら暗記している訳ではないですよね。歴史を学ぶことによって、その当時の人の生き方や考え方を知り、いいものは取り入れ、悪いものは改める。同じ過ちが二度と起きないように、過去の出来事を教科書といった紙の上で振り返っている訳ですよね。数学も、また、然りです。難しい問題に遭遇したら、自分の持っている限りの知識をフル活用して、どうにか、正解までたどり着こうと必死に考える。この行いこそが、将来、社会に出たときに必要となる考え方です。長い人生です。長い道には、様々な出来事が待ち受けています。それを、ひとつひとつ、いま、出来ることで対処していく。それが、経験という宝物になる。そして、また、新たな場面に遭遇する。今度は、どのように乗り越えていこうか、いろいろな方向から考えてみる。教科書みたいに、これが正解(この道、または、この生き方が正解)といったことは書かれていません。ですが、少しでも、いい方向に近づこうと、必死に、ゴール目指して走り続けている訳です。

数学といった少し近づきにくい学問かも分かりませんが、上述したように、これから先、歩んでいく人生において必要となる知識(ものの考え方や捉え方)が教科書の中に散りばめられていると考えてみたら、また、数学に対する見方も変わってくるかもしれませんね。

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