倉敷 塾 高校生: とある大安寺高生からの素朴な質問(中村ブログ)
2021/08/28
倉敷 AEI若竹塾 講師の中村です。
今日は、とある大安寺高校の女子生徒からの質問についてお話ししたいと思います。
彼女とは、高1の後半からのお付き合いになるので、もう少しで、1年になります。
先日、数学の問題を一緒に解いていた時、「先生、数学は、やはりセンスが必要ですよね。私はセンスがないので、成績が上がらんのんだと思うんよ・・・。他の子は、しっかりと出来ているのに・・・」と言ってきました。果たして、本当にセンスは必要なのでしょうか。
もちろん、ある特定の、例えば、スポーツ業界などでは、厳しい状況の中で競い合わないといけないので、ある程度のセンスは必要だとは思いますが・・・
それでも、やはり、理想の自分像を目指して、みんな、努力はしています。
学問の世界でも、同じことが言えると思います。
センスがないと感じるのならば、人一倍、努力でカバーすればいいと思います。
努力と言われても・・・と感じると方もいらっしゃるかと思いますが、
例えば、問題を解いている中で、新たな考え方の発見や知らなかった公式の使い方など、ちょっとしたことですが、これを、自分用のノートにしっかりと書き留めておく。さらに、余裕があれば、チャート式参考書などを活用して類題を解いている。そうすると、更に新たな発見がある。すると、これも、ノートに書き留める。このような作業の繰り返しが、知らないうちに、自分自身を成長させてくれると思います。
理由をつけて、面倒なことから逃げることは簡単ですが、自分自身の中にある可能性と書かれた大きな扉を、一度、思い切って開けてみませんか。きっと、開けた先は、まだ、見たこともない素晴らしい景色が続いていると思いますよ。
人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる!
理想の自分像を目指して、新たな一歩を歩み始めてみませんか。